静岡がんセンター 患者大集会にテレビ討論で初参加

静岡がんセンター 患者大集会にテレビ討論で初参加

がん患者団体支援機構(鳥越俊太郎理事長)は8日、日本のがん医療の課題について語る「第5回がん患者大集会」を開いた。都内の主会場と全国10カ所のがん診療連携拠点病院をテレビ中継でつなぐシンポジウムで、長泉町の県立静岡がんセンターが初参加した。
 「変えていきます、見届けます、私の町のがん医療」をテーマに、患者の就労環境や生産人口減少の中での介護の人材確保、財源確保などについて現状を報告した。主会場の国立がんセンター(東京都)では、日本医療政策機構の埴岡健一がん政策情報センター長がコーディネーターを務め、鳥越氏、垣添忠生日本対がん協会長らが、山口建総長ら各機関や患者組織の代表者にテレビ中継を通して意見を聞いた。
 財源確保に関連して山口総長は、がん診療連携拠点病院の機能強化に支出する補助金を満額出している都道府県は静岡県を含めて全国8カ所にとどまる現状を明らかにし、「自分の都道府県の状況をしっかり把握し、患者側が声を上げる姿勢が必要」と主張した。参加者を代表して、中山陽子さん(沼津市)が腫瘍内科医の充実を呼び掛けた。
 統一会場に赴く参加者の負担を軽減するため、前回からテレビ会議に切り替えている。実行委員長はがんで亡くなった逸見政孝アナウンサーの妻晴恵さんが務め、この日は長女愛さんが静岡会場を訪れた。

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